日記だよ

11 時過ぎ起床。 12 時台に寝たから少なく見積もっても 10 時間は眠ってるな。目覚めると外では雨が降ってて、雨戸に打ち付けてて、ああ降ってると思って起きないことにした。いやそこまで理性的に決めたわけではないが「今日は起きなくていーや」くらいは思った。眠ったり覚めたりを繰り返したのち、 11 時ごろに意識がはっきりしてきて、携帯でツイッターをみたら世界が冷めた。 7 時の最初の目覚めからのまどろみの時間は、ふとんにもぐりこんで、あの人に関する想像・妄想を楽しんでいたのだった。外は曇っていて部屋は薄暗く、湿度もあって、ふとんは生あたたかくて、身体はだるく、虚構の世界に遊ぶにはよい環境だった。部屋の外で家族の話し声がし出して、すこし現実に引き戻されたけど、まだ妄想にしがみついていた。でもツイッターを見たら一気に世界が冷めた。
起きて昼ご飯を作った。カップラーメンが残っていると思って探したらもう食べられていて、じゃあ冷蔵庫に何があるのかひととおり見回し、結論から言えばホワイトソースのようなものを作ってこれとミートソースとチーズをごはんの上に載せて電子レンジで加熱した、これなんて言うんだ。わからんけどまあまあ食えました。おれは和食を作る練習をした方がいいな。小さめのどんぶり一杯に作ってしまったので、そしてホワイトソースとか入ってて食い物として「重い」ものだったので、半分くらいで満足してしまいすべてを食べきるまでに時間がかかってしまった。やっぱ中庸が大事だよ。美学の問題。
それから今日は引きこもることにして、法然をひきつづき読んだ。寄り道が多かったけど。途中で酒飲み始めたりして、そうするとやっぱ注意散漫になるね。進捗具合は……かけた時間と進んだ範囲の比を考えると、まあ感心しない数字が出ると思うんだけど、最近そういう劣等性には鈍感になっている。あと文学部の勉強がなんの役に立つの的な問いも、かなりどうでもいいと思うようになった。いやまあ実際は役立つんで、それがどう役立つのか?ということは自分の中で明確化して説明できた方がいいだろうとは思う。
ずっと家にいたら少しずつ具合悪くなってきて(毛布かぶって座りっぱなしだったのもまずかったのだろう)、でも事情があって夕食まで自室を出られなかったので、結局散歩に出られたのが 19 時過ぎくらいだろう。外に出たら、昨日よりさらに気温が上がっていた。
今日は長めに歩き回った。パックのジュースを買ったときに、また新しい問いがわいてきて、つまり例えば好きな人の見てるアニメを自分も見ることで、自分がその人にすこしだけ近づけた気がする、というような現象は確かにあって、まああるんだよね。ばかばかしいことであっても。
そのへんのことを河原を歩きながら考えて、いちおう答えは出たんだけど、帰ってツイッター見てたらまた別の問いかけにみまわれて。でもなんかもうこういうこと考えてばっかりなのいいかげん不健康なので、この状況をともかくも動かす機運をさらに高めた。