2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

きみが欲しい

部屋を整理してたら、二週間くらい前に書いたメモが出てきた。せっかくなので今年のうちに片付けちゃおうということで、それについて書いてみる。 person にしか付与されない価値があるのだろうか。狭い意味での「物」には付与されず、「人」だけが、人格を…

どうも 問題提示―解決 の型で書いているせいで、むしろ話を自分の状況に定位できてないんじゃないかと思われた。この日記でしたいのは、一般的な話をすることではない。俺の話をすること、なのだった。 ある問題にかんして、そもそもなぜそれを考えるのか?…

メタ言語の使いすぎ、という説。メタ言語にとってプラクティスとはつまり第一階の言語なので、つまりメタ言語を含めた言語表現が適格であればそのメタ表現は正しいことになる。 では、ふつうの、非哲学的なことばの運用と、現実世界との関係においてどこか支…

問題意識としては、ものごとのクリアな把握、明晰な思考、というものを手に入れたい、ということだと思う。おれはパースを読むべきである。 あと、言語の運用規則云々は『哲学探究』のウィトゲンシュタイン周辺を念頭に置いている。あまり読んでない。

簡単なことを難しく……

もっと腰を落ち着けてものを考えるようになりたい。つまり、もっと具体的な事実に即して。ついつい言葉の上だけで綱渡りしていっちゃうんで、それは無意味ということはないけれど、なんだろう。誤りやすい、というのはあるかもしれない。両輪ですね。 と。書…

ごはん中

べつに「清算」ではないのだよね。いやある程度までは清算なのだが、清算しきるつもりではないわけ。まあこうして文章を書くこと自体がかなり清算の相を備えているのだから、清算しているには違いないのだが。つまり。

今年の清算その二

本は、ますます濫読傾向となり、はじめからおわりまで読み通すということが滅多になくなったので、あまり挙げられるものがない。 うーん。これとか。 平易、だけどよく練られている。やたら「〜のである」を用いる文体は、うつる。

今年の清算その一

まずは、音楽から。アマゾンリンクなしで。 ◇Emerson, Lake & Parmer のベスト ◇夏の日のオーガズム - MOONRIDERS ◇Mothership Connection - Parliament ◇ポップ来るべきもの - ロレッタセコハン ◇とどめをハデにくれ - The ピーズ ◇G.o.a.P - MOONRIDERS ◇I…

一億人の俳句入門

長谷川櫂、講談社、2005年。「決定版」が講談社現代新書から2009年に出ている。 著者はとても頭の切れる人だと思う(東大法学部……)。文章はたぶんに断定調だが、その発言が独断に感じられることはない。著者がものごとをクリアに、かつ正確に把握している証…

抽象的な目標

この問題について、ぼくは最善の形で決着をつけたいと思っている。最適解ってやつか。実感からすれば、起こす行為に A1, A2, ... , An と選択肢があって、その選択に応じて出来事 E1, E2, ... , En が生じる……みたいなモデルには違和感があって、ましてやそ…

わかんねーけど

否定的に確定されたみずからの能力を、みずからは潔く認めるべきだという気がする。自分が○○できない、ということを、厳然とした事実としてまともに受け取るべきだといまは思っている。自分のその問題自体は改善可能なものかもしれない。いやむしろ絶対に、…

能力と否定性

たとえば、好きな人に大事なことを伝えようとするとき(ま、いろいろ留保つきの表現ですが……)、その人がさほど親しくなく、メールで呼び出したりできないばあい、まずその人の姿を捜してまわるわけですが、いざ見つけたとして、果敢にもその人に、よく話し…

高学歴だからといって必ずしも就職できるわけではない、みたいな話はよく耳にした記憶があるが、確かにそれはそうだな、と今思う。僕の行ってるのはまあ中間くらいのレベルの大学だが、ていうか大学のレベルとか関係なく哲学やってなにか就職への道が開ける…

最近は妄想ばかりしている。と思ったが、妄想自体は平常時だって同じくらいしていて、ただ近頃は妄想のテーマが一貫して同じものであるために頻度が高いと思われたのかな。

ため息に透かして見てもただの今日 俳句を作ってみた。いや厳密な意味で俳句と呼べるのかは知らん。季語も考慮してないし入門書のひとつも読んだことがない(これから読むつもり)。まあ一発目だしこんなものだろうとは思う。あんまし解題っぽいことしてもな…

物は壊れる、人は死ぬ(ムーンライダーズ)

きょうは多少とも構築的に文章をつくろうかと思ったけれど、そこまでのやる気を振り分けようとするとこの日記の存続が危ぶまれるので、きょうもふつうにだらだら書きます。構築的な書き方がさほどエネルギーを食わない乃至むしろそのほうが楽であることに気…

まとめを兼ねた再論

相手のほうが自分より辛いとどうしてわかるのか わたしたちは言語を介して他者を理解しようとする。そのさい、たとえば「痛い」という発話は、受け取り手である自分が「痛い」と言うときの感じに引き合わせて理解されている部分は確実にある。「ものすごく痛…

現状否定的欲望

「否定的な形で述べられる欲望は真性の欲望ではない」と Twitter に書いた。この命題は問題含みであるとは思う。だが、だいたいにおいて間違っていないとも同時に思っている。 とりあえずこの命題の言わんとするところについて。まず「真正の」*1というのは…

いまの話とはべつの話

思考が制限されている。 arbitrary 恣意的な発想がまぎれこむ。この問題(↑の問題ではない)についてクリティカルかつ広い視野でもって検討することは難しいしめんどくさい。別の可能性とかまああるかもしんないけど別にいいっす、みたいな調子だ。この件に…

まあ突っ込むまでもありませんが、とりあえずふつうの言説としてこれを読んだときにまっさきに突っ込めるのは、ギャル/オタクという区分がどのくらい有効なものか、ってとこだ。とりあえずニコニコ動画を日常的に見てる、というのを基準として置いてみてま…

女性観素描とか

いわゆるギャル系よりも黒髪のほうがいい。オタク趣味のほうがいい。オタク趣味の女性はいい――ただし、性的対象として。オタク趣味がいいのではないのである。オタク趣味の女性は、いい。電車の向かいに座ったら観察したくなる、見つめて反応を見たくなる。…

とてもネットにはアップできない短い文章を書いた。アップできないというのは、恥ずかしいからではない。恥ずかしいことはいままで何度か書いてきたし、またそれはスピード楡男の方針に反したことではない。むしろ恥ずかしいことを書かずになにがインターネ…

真夜中にギタァかきならす

今夜も満たされない魂抱えて。満たされないなどと口走ってしまったが、この気持ちが「満たされない」と記述すべきものなのかどうか。欲望欲求はいっぱんに欠如/満足の契機をもつと考えられる。いまの自分だって、やはりこれは欲求、欲望だ。恥じることはな…