2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

尊敬の難しさ

尊敬するってのがなんなのかよくわからない。いやむしろ尊敬というのはじつは不可能なのではないかという気がする。 ある人 A を尊敬するということは、 A のように生きようとすることを含む。 A さんのりっぱなところを真似しようとする。 そこに困難がある…

演劇にコンプレックスがあるんです

演劇にコンプレックスがある。芸術やってる人にもあるな*1。なんでだろう。高校時代好きだった人が演劇部でした。高校時代好きだったあの人はとても人間的にできてる人で(と少なくとも僕には見えた少なくとも俺よりははるかにできていた)、そのことが演劇…

私たちはしたいことしかしてないのか

承前を出せといえばこれです。再論。 問題となる立場を簡潔に述べればこうである。私たちはしたいことしかしていない。不本意なことをしているといっても、それは実のところ自分がしたいからしているに他ならない。具体的な例をあげよう。ラーメンを食べよう…

「だからこそ」の論理

論理というか、レトリックというか。論理とレトリックって裏表関係で考えていいんですかね。 (1) 俺たちに勝ち目はない。だから、さっさと諦めよう。 (2) 俺たちに勝ち目はない。だからこそ、戦うんだ。 あるいは (3) 死んだらなにもかも終わる。だから人生…

ちょっと休憩

どうもあの人のことが思い浮かぶ。電車に乗ってるとき。家に帰ってギターを弾いてるとき。ギターいいですね。ひと月くらい前に練習はじめたのですが。単体で完結しているので一人で弾くぶんにはいい。教養としてだれもがギターを弾ける社会になってもいいん…

メッゾフォルテごんべえ

俺じゃなくて相手がファースト・アクションを起こすべきだ、というような思い込みは、なんだかんだいってやっぱり俺の中に根強く残っているんだろうと思った。だから、誰がファーストアクションを起こすかが問題となる場面においては、俺は「成長のチャンス…

相手のほうが自分より辛いとどうしてわかるのか

自分より心理的に苦労してたり、よくイライラしたり辛がってたりする人がいる。どっちかというと女性に多い。肯定的な表明より、不平不満をよく口にする。それで、女性は男性よりも世界がハードに見えてるんだろう、という見なしを不用意に立ててしまっても…

デキる哲学者は図書館に通う

大学の専攻として哲学を選んだ理由はまあ何個かあるんだけど、そのひとつとして「いろいろなものを用意しなくていい」のいうのがある、のを思い出した。いろいろなものを用意しなくていいとは何か。いろんな資料とか、実験器具とか、あと他人の意見とか、そ…

インターネットが性格形成に与える影響について

いや、きちんと心理学的な意味から性格形成といっていいものかはわからんけども。 まえに (2011.8.25) 原書で挙げた『思いやりの人間関係スキル』という本: これをちょっとした課題解決のために読んでいて、――と書いたけれども、実際はもちろん「ちょっとし…

ひさびさに手書き日記