ブログ×睡眠×メモ帳×愛着×Opera×専門用語

このブログ、読者が増えない気がしますね、増えないっていうか、かつての数に戻ってない気がしますね。じっさい戻ってないと思います。べつにそれでいいと思います。たいして(人間的に)魅力的でない人が魅力的になろうともせず魅力的でないことをほとんど自分のためだけに書き続けているのだから。これ、すこーし誇張はいってますがそれが率直なところです。でも気持ちはこれを読むかもしれない顔の見えないあなたのほうに向いてるよ。今はすこし。
読者が減るってのは一面ではいいことなんだと思う。それは僕にとってではなく、その離れていった読者にとって。自分の気持ちに率直に行動できたのだから。そして、ひとつの対象に向かう興味はふつうそんな長く続くものじゃあない。離れていくのは悪いことではない。ただ、離れていったぶん、新しいひとがまた増えてくれることを期待している。
散歩に行こうと思ってこの日記を書きはじめることを決めた。今日は午後になってから起きた。カーテンを閉めて寝たせいなんだろう。あるいは、あまり疲れておらず充実した睡眠をとれていなかったのかもしれない。モレスキンのノートブックを買った。今年のメモ帳はこれでいく予定だ。 2000 円も使っちゃったので最後まで使う。貧乏性が抜けないな。正直に言えば、これまで使ってきたロルバーンのメモ帳のほうが書きやすいんです。紙をくるりと 360 度、弧度法(変換できない!)でいえば 2 πラジアンだけ開くことができるので、そう、有名どころでいえばロディアのブロックメモのようなインタァフェイスというのか、ありまして、書きやすいのでした。インターフェースじゃないですね。 inter の意味を考えれば自分の誤りに気づけたのに。
しかしモレスキン、これからの展開を暗澹たる思いで見ているわけではなくて、実際のとこわりと気に入っています。それは一言でいえば“もの”としての魅力、といったことで、カバーの硬さや必要最小限の機能と装飾に絞られたシンプルなデザインを思うとこいつに愛着を覚えてしまう。なにしろものを選ぶときはそれへの愛着が肝要と考えていますのでというか僕はそういう選び方をしているのでだから本質を見ていないとか言われるわけですけども!(僕の中の客観 B に!)ですけども僕はそれで謂わばシアワセなのでいいのかな、なんて思ってもいます。ここにも美的な要素が重くかかわってるわけですよ! ブランド物を買うひとたちの心理がわかるような気がするキョウ・コノゴロです。というかモレスキンって思いッきしブランド物ではないか?
あと先日アマゾンのなか見!検索が使えないっつって断念するふりだった Opera を最近は使いはじめていて、なかなかよいのですが、新しいタブを開くときに見てる画面までその開いたタブが出てきちゃう(説明下手!)のが不便ですね。わたしのブラウジング・スタイルに合わないかんじです。これも愛着をだんだん深めようとしているぶんなのでしばらくは付き合ってみようと思いますが。このへん設定できるんですかね。(……)設定じゃなくてもできました。バックグラウンドというやつで開けばいいのか。余談ですがコンピューター関係って専門用語多いですよね。ほぼデジタルネイティヴ(小 4 くらいから)な私なんかはふだん何気なく使ってますけど。そう思ったのは今年シンセサイザーを導入しまして(どっかで書いたっけ?)、でその解説書を読んでるんですけどもこれも用語が飛び交ってて暗号じみている。よくいわれる哲学も専門用語に満ちてますが、こういうのと比べるとさほどでもないですよ、分野にもよるけど。日本で使われてるタームというと往々にして英単語をカタカナに直してるだけだったりしますけども、結局ガンガン差別化していったほうが専門世界に住まう者としては分かり易いって話なのですかね。英語のモトの文献だと、もとからある語に多義性をもたせる形で導入されてますけど、それだと誤解したまま読み進められちゃう、という事情もあるのかもしれない。か?


20110109訂正:ロルバーンメモ帳が開くのは 180 度→ 360 度でした。πラジアンではなく 2 πラジアンでした。