3/11

簡単に記しておく。書けたら順次上げる。


▼3月11日
14:30、学校にいた。部室にきていて、予定していた読書会をはじめようとしたときに揺れる。しばらく平然としていたが、だんだん「こりゃやべえ」ということがわかり急いで外に避難。階段をとばして下りて走って出た。みなでグラウンドで待機。ぞろぞろ人が入ってきて、休みなのにあんなに人がいたことに驚く。携帯経由で震源を知る。このうちにも余震は数度あった。一時間ほど待たされた気がする。そのうち毛布が配られ、それから雨がすこし降ってきて、学生ホールに移動させられた。室内で二時間ほどは過ごしたと思われる。ワンセグでニュースを見せてもらったが、このころはわりに他人事だった。関係ない話をしてるほうが多かった。
学校から出してもらった頃には18時くらいにはなってた気がする。それから友人の一人が自転車で帰り、いま一人はバイトに行き、三人になった。電車が動いてないのでとりあえず食事することにし、しばらく居酒屋にとどまる。そのうち帰れるだろうと思っていたらいつまでたっても電車が動かず、ついにJRが運行取りやめを決めてしまったので、いよいよ東京で夜を明かすことを考え始める。店を出て大学に戻り、すこし部室に滞在したがすぐ追い出された。近くに住む後輩にうまく連絡がとれたので、泊めてもらうことに。後輩の家についたときには21時は過ぎてただろうか。Twitterを何度か、それからワンセグでニュースを見て、事の重大さを感じ始める。津波の恐ろしさ。そして、なによりも自分が、電車が止まって帰れないという点で、わずかではあるが災害の当事者となったことが、この事件を他人事ではなくさせたように思う。だが、ニュースを見る頭は疲れていてだんだん朦朧としてきてしまった。午前1時ごろ、床に毛布を敷いてもらって就寝に入る。22時に送られたメールが午前2時ごろに届いていた。