夏休みの目標

夏休みの目標。

  • 解析学を勉強する。具体的には、杉浦『解析入門I』を読み通す。数学の典型的な分野をひとつくらい知っておきたいゆえ。読み通すってのは目標としてはどうなんか。要するに大学の数学がどんなもんかを肌で実感できればよいので、途中で終わってもいいっちゃいいんだが。でもなー。この教科書、ほんとに基礎的なとこしか出てないみたいなんで、これを一通り概観することがちょうど大学の数学の入口になってる感じもあり。というわけであくまで目標としては通読か。
  • 将来のことを考える。具体的には、公務員とかふつうの就職とか大学院とかがどういう生活なのかをまずは調べる。調べたうえで、あるいは調べるに並行して、自分はどうしたいのかどうしたほうがいいのか考える。より具体的には図書館に頻繁に足を運ぼう。本を読もう。こうして考える時間をもとう。
  • きちんと明晰にものを考える練習をする。あらためて。なんかさいきん感性と経験則でばかり生きちゃってるかんじがする。それでそれなりにうまく回ってはいるが、ハードルが下がっただけって面もあるし。パフォーマンスは低下してないけど向上してないのは問題あるし。なんか浪人生時代ぐらいまでの基礎体力でやっちゃってる面がある。だので改めて気を引き締めて。具体的には日記を書くよ。

といったところか。あと車の免許とか大学の課題とかもある、『言語哲学大全』はじめいろいろ本を読みたいのもあるが、とりあえずそうだな、そんなとこかな。余裕があればプログラミングなんかも触れてみたいがとりあえずこんなとこだな。
あと最後の項目に関してすこし補足。さいきんは、身体をつかって世界を感ずることに凝っておるのですよ。それは先日読んだこんな本:考えない練習に納得したのもあり、まあ似たようなことはけっこう前にも書いていて(:2010年11月30日)、つまり禅仏教のお届けする生のありかたってこういうものかな、というのを自分なりに求めているというところ。ところが、同時にロゴス的なものも重要かな、と思うフシはあって、まあ哲学ってようは概念の整理ですよね(俺定義)。人間どうしても意味の中で生きることは避けられないもので、そうして意味の中で生きるとはつまり概念を使って生きるということで、そこで概念の交通整理をしておくことは「何をすべきか」を判断するうえで有用だし人との会話もより満足いくようにできるだろう、要するにロゴスを鍛えることは生活の改善に貢献すると思われるのでそのように自らを方向づけるわけです。やべーっ。なんか中身のない話だなぁ。まあ仕方ない、とにかくこれからはもうちょい積極的に書いていくつもりです。