ねみィ

調子わりい。へいぜんと恋愛物語を消費しはじめそうな具合の悪さ。テレビから「これが、恋愛か」みたいなセリフが、深刻で繊細な声色で聞こえてきた。彼女ほしいっつか俺はあの人に会いたいのだし、学校いっても見かけることはないし、彼女と恋愛をしたいのだが、特にうまくいく見込みというか変化のきざしはひとつまみ程もないので行き詰った形に。あの人との関係というかむしろ無関係、のことだけではなくて、生活全般あまり順風が吹いてる自覚はなくて、まあ主にコミュニケーションにおける極度の不自由さ、それから朝起きれん、というふたつのエレメントが俺を苦しめているなり俺が苦しんでいるなり改善しようとして改善の見込みがない事態はかたつむりのダウンロード進展具合残り時間何年かかるのか、みたいな具合だので近頃あまり気分たのしく生きられてはいないかな。
元に戻ると、平然と恋愛物語を消費するとはいかなることか。それは私が恋愛のときめきなり甘き憂鬱を求めているということで一方はあり、もうすこし掘り下げると、そうした快か不快かは判断下しがたいが強烈に肯定せざるを得ないような一団の感覚は、つまり私が特定の相手に対して恋愛感情をもち始めているからこそ今みえている方向に対して推進力が働いているように思われるのであって、つまり俺はただ暇だからロマンチックなことが起こらないかしらんとソファに寝そべって夢想している主婦だ、というわけではない。主婦差別だな。ひとこと言い訳をしておけば、べつに主婦一般というわけではなくて限定節つきの特定の種類の主婦の観念を引き合いに出しているのだといことを強調しておきたい。しかしいずれにせよ観念とリプレイとシミュレーション能力と未来と過去の入り混じった世界つまり心ここにあらずの夢想を、現実なにも起こってすらいないのに書き連ねて快楽を得ようというのはなんちゅーか感心した態度とはいえんよね。
なぜこんなこと書いているかといえば俺のテンションがすこしズレているからであり、なぜテンションがおかしいのかといえばきっとそれは徹夜をしたせいである。徹夜といってもお仕事が終わんないからとかそういう動機からではなくて、ちかごろ眠くなる時間帯があまりにも遅くなってきているのでいっそ生活リズムを、ガッツリ、いじってみたほうがいいんではないかと考え、まずは早めに起きることがこれは定石なのだが俺はそれができないので(寝ると自動的に午後まで寝る、怠け者と言わば言えというか今はそういう問題ではない)、強制的に早く眠くなる早く眠りにつける状況に自らをもってこうと思ったわけです。だから徹夜といっても単に夜から朝までのあいだに睡眠をとらなかったという話であります。ともかくひどく読みづらい、すこし懐かしい手触りの文章となっている筈でございます。ってことは昔の俺はつねに異常なテンションだったということだろうか。