読書

戸田山和久『「科学的思考」のレッスン』、NHK出版(NHK出版新書)、2011。 第一部が科学哲学の上澄みのまとめ、第二部はクリティカルシンキングの話だと思う。上澄みといったけど科学哲学という哲学の一分野として見たときにスケールとして上澄みになるとい…

井上真琴『図書館に訊け!』ちくま新書、2004。 これから図書館をがしがし使ってみようという気になった。いい啓蒙書だと思う。読書猿さんの図書館がらみのネタは、たぶんこれから引っ張ってきてるのが多い(違ったらごめんなさい)。レファレンス・ブックの…

榎本俊二『GOLDEN LUCKY』(完全版、1989-1991、上)(2002)。けっきょく読み終えるのに一月ほどかかったか。4コマが450頁ほど。これが中・下あわせて三巻あるんだからちょっとすごい蓄積だ。 この作品で行われていることが決定的に異質なものだとは思わな…

柏端達也『自己欺瞞と自己犠牲』、勁草書房、2007(http://www.keisoshobo.co.jp/book/b27020.html)。読了*1。自己欺瞞とか自己犠牲って正確にいってどういう種類の行為なんだろう?という本。最初の2章が自己欺瞞、残りの6章が自己犠牲の分析にあてられ…

予告

読書カテゴリ新設です。周りの人がけっこう読書メーターやってるみたいなんでわたくしも参加したいなぁなんてふと思ったりもするのですが、俺は本の読み方がおそらくイレギュラーであり飛ばし飛ばし読んだり途中でやめたりということが多く、読了主義かつす…